●高い測定精度
新開発SV型*(音叉型振動式)によるフルレンジ1%の高精度再現性を達成。また、粘度の標準液を利用し粘度校正が可能。 (*特許取得)
●選べる測定範囲
振動子の交換なしで低粘度から高粘度まで広範囲の連続測定が可能。(SV-10:0.3mPa・s〜10Pa・s、SV-100:1Pa・s〜100Pa・s)
●リアルタイムに粘度測定
振動子の表面積・質量が小さいので、試料の粘度変化や温度変化にすばやく応答。リアルタイムの測定が可能。
●長時間の連続測定
振動駆動部に回転部がなく、メンテナンス性に優れ、粘度の連続測定が可能
●非ニュートン流体の測定
肉薄プレートタイプの振動子により試料組織の破壊が少なく、安定した粘度値と粘度変化に追従した測定が可能。
●気泡入り試料の測定
振動周波数が30Hzと低く、微小な気泡を壊さず、分散した大きな気泡には影響せず測定が可能。
●振動子に気泡が付着した場合は、測定精度に影響しますのでご注意下さい。
●ゾル・ゲルの変化にも対応
「でんぷん」のようなゾル・ゲルの変化過程も計測可能。
●流動状試料の測定
振動子の相互作用により、攪拌中の試料も測定が可能。また、流動状態となるラインなどでの利用ができ、ラボと同一データでの現場管理が可能。
●正確で素早い温度検出
粘度検出部(振動子)の熱容量が小さいため、温度平衡までの時間が短く試料の正確な温度測定が可能。
●連続した物性変化の測定
共振振動により高度な分解能を有しており、界面活性剤などの曇点測定および濡れ性などの表面・界面変化などの測定が可能。
●測定データのリアルタイムグラフ化
測定データをパソコンへ取り込み、リアルタイムにグラフ化する専用ソフトWinCT-Viscosityを標準装備。
●RS-232C標準装備
プリンターやPCと簡単に接続でき、追加コスト不要。
●見やすい大型蛍光表示
文字高13mmの蛍光表示管の採用により、離れた場所からの確認や暗い場所での読み取りも容易。
●少量の試料で測定可能
貴重な試料も最小限の使用量ですみ、廃棄物やコスト削減にも効果的。
●簡単清掃
シンプル構造により、計測後の清掃作業は短時間で完了。
SV型(音叉型振動式)粘度計の測定理論・機構
 |  測 定 理 論

| 液体中で、振動子を一定振幅にて共振させ、振動子の粘性抵抗を加振力となる電流値を測定することから粘度を求める。 |  測 定 機 構
| 音叉形状を有する2枚の板バネの中央に電磁駆動部を設置して板バネを一定の設定振幅にて共振させる。 粘性抵抗により異なる駆動電流を検出し、あらかじめ記憶させている検量線と対応させて演算し、粘度を測定する。 | |  |  |
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モデル | SV-10 | SV-100 | 測定方式 | SV型(音叉型振動式) | 固有振動数 | 30Hz | 測定粘度範囲 | 0.3mPa・s〜10Pa・s (0.3mPa・s〜10,000mPa・s) | 1Pa・s〜100Pa・s (1,000mPa・s〜100,000mPa・s) | 測定精度(再現性) | 1%(フルレンジ) 設置環境:20〜30℃、結露しないこと | 単位(粘度)
| mPa・s、Pa・s、cP、P | Pa・s、P | 動作温度 | 10〜40℃ | サンプル量 | 35〜45ml | 試料温度測定部 | 0〜160℃/0.1℃表示 | 表示部 | 蛍光表示管 | 通信機能 | RS-232C標準 | 電源 | ACアダプタ(TB-135:100V 50Hz/60Hz、約14VA) | 外形寸法/自重 | 計測部:332(W)×314(D)×536(H)mm/約5.0kg | 表示部:238(W)×132(D)×170(H)mm/約1.3kg | 標準付属品 | 取扱説明書、ACアダプタ、CD-ROM(WinCT-Viscosity)、 樹脂製サンプル容器(4個)、接続ケーブル(1.5m)、 RS-232Cケーブル(25P-9P) | |
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